LiSoci2 バッテリー

LiSoci2電池（塩化チオニルリチウム電池）

リチウム塩化チオニル電池（LiSoci2電池）は正極がリチウム金属（Li）、内部正極活物質と電解液が塩化チオニル（SOCl2）です。 定格電圧は3.6Vです。 LiSoci2 バッテリーは、1/2AA から D フォーマットまでの円筒形およびボタン形状で、大電流用にはスパイラル タイプ、小電流用にはボビン構造を備えています。塩化チオニルリチウム電池は、公称電圧が 3.6V と高いため、エネルギー密度が高くなります。ボビンタイプは、D フォーマットで 3.6V で 19Ah の容量で 760Wh/kg に達します。 LiSoci2 バッテリー セルは自己放電が極めて低いため、長期間の保管に対応でき、10 ～ 20 年の耐用年数を達成できます。

塩化チオニルリチウムセル（LiSoci2 バッテリーセル）には、ボビン構造と渦巻き構造の 2 種類があります。ボビンタイプのセルは、低い自己放電率と 10 ～ 20 年の保存寿命に特に適しています。高容量、小型、圧力、温度、衝撃の幅広い変動に耐える能力を備えたボビンタイプのセルは、遠隔監視用途での使用に最適です。ただし、申請数は増加中